こんにちは、Nicoです。今回は手打ちの沖縄そば麺の作り方を紹介します。
沖縄そばが好きで好きで、大好きで、でもアメリカのおうちの近所には売っていなかったので自分で手打ちするようになりました。麺づくり、すっごく楽しいです!!
沖縄そばのだしは、「スペアリブエンド」と言う骨付きのお肉を中華系スーパーマーケットで手に入れて、ガンガン煮て出汁をとってかつお出汁とブレンドしています。
泡盛がないのでウォッカで代用してお肉を煮込んでなんちゃってソーキを作っていますが、なかなかいい味でますよ! スープづくりはまた別のページで紹介するとして、まずは手打ち沖縄そば麺の作り方を掲載しますね。
手打ち沖縄そばの材料と作り方
沖縄そば麺
材料10食分
- うどん粉600g
- 水(ミネラルウォーター)250~260cc
- しお 25g
- たまご 1個
- カンスイ 7g(なければベーキングソーダ(重曹)7g水に溶かす)
- 打ち粉 片栗粉(またはコーンスターチ)適量
※アメリカの強力粉は次の日に黒い斑点が出るので、韓国食材店で韓国のうどん用粉を使用しています。コシのある舌触りのいい麺ができます。
もちろん、うどんはシコシコ、水分を低めにしてパスタマシーンの1mmで切ると博多ラーメン系の麺もカンタンにできる優れものです。別ページでレシピのせます。
作り方
1.5cmくらいに麺棒で伸ばします。
4分の一に切り分けます。
打ち粉をまんべんなくふります。
重ねて麺棒でギューギューっと押して伸ばします。これで麺を伸ばす準備が出来ました。
ジップロックだけだと踏みにくいので、私はIKEAで買ったぺらっぺらのまな板二枚の間に挟んで、厚手の(きれいなw)靴下を履いて踏みます。100均に売ってるケーキ用の半透明のクッキング板でもいいと思います。
足で踏み踏みすると、このようにぺったんこに伸びます。1mmくらいの薄さになるまで繰り返します。
まだ厚いですね。バッグいっぱいに広がってもう広げきれないときは、取り出して切り分けてまた重ねます。
切り分けます。
麺棒で1mmくらいになるまで伸ばします。
このように、細長くします。
最初にダイヤル7から順番に、ダイヤルをひとつづつ落としながら伸して行き、最終的にはダイヤル2まで伸ばします。私は薄い麺が好きなので「2」ですが、太麺が好きなら「3」にします。八重山そば風ならダイヤル「3」にセットしましょう。
通常の沖縄そば麺は2.5mmで、八重山そば風にするならダイヤル3の1.5mmで。
茹でる前にウェーブを作るために麺を揉みます。
茹でる
沸かしている間に、2.5mmの麺は片栗粉の打ち粉をしてもみます。両手で麺をすくって、雪ダルマを作るみたいにぎゅぎゅっと丸めます。
ボッコボコに沸騰しているお鍋にひとつかみの麺を入れます。
面が沸き上がったら取る!のタイミングで。すべての麺をゆでて、うちわで扇いだりしてよく冷まします。
サラダ油が付いているので、焼きそばにするそのまま、そばにするときは一度サッと湯切りをしてからスープを注ぎます。 打ちたてを長めに茹でてちょっと柔らかい麺に、ごま油とポン酢で和えて油麺風にしても美味しいですよ~♪
ソーキも入れたら、もう昇天~!! ソーキスープは試行錯誤中なので 上手く出来たらレシピをアップします! 麺にはかなりこだわってます。
八重山風 沖縄そば麺
照喜名風 沖縄そば麺
そば作りはほんとに難しいです。ちょっとした水分量や天気でもまったく違ったものができてしまいます。でもそれも手打ちの楽しみ!できた麺にあわせてスープを変えて楽しんでいます♪
最近の気づき:さいきん作った沖縄そばは過去最高の出来でした! 勝因は加水率を低くしたことです。
水分が少なくなると扱いにくくなるので、こねるのも伸ばすのも大変ですが、この苦労のあとにはなんとも言えない歯ごたえの沖縄そばが出来ました。上の水の量を2~3%ほど減らしてみてください。ボソボソ感がましてサイコーです!
今回の麺はコシがあったので料理に使いやすく。「沖縄焼きそば」にしたり、トン汁で煮込んで「煮込み沖縄そば」にしたりで大活躍でしたよ!