Nicoです。今回は「シチリアンミートボール」の作り方を紹介します。
こちらのレシピは、カリフォルニアの砂漠にすんでいたときとなりに住んでいた奥さんに教えてもらいました。彼女はシカゴのコテコテのシチリアンファミリーに育った生粋のシチリアン。これは彼女のお母さんのレシピだそうです。
ほとんど手間のかからないカンタンレシピだけど煮込んだような深みのあるおいしさです。超高カロリーというのは分かってるんだけど、ついつい食べ過ぎちゃう罪なレシピ(笑)。
おっきなお皿にドーン!と盛ってイタリアーンな気分でいただきましょう!
シチリアンミートボールの材料と作り方
材料
- 牛挽肉1パウンド(500g)
- イタリアンソーセージ※
- 玉ねぎのみじんぎり 1/3カップ(日本1/2カップ)
- ニンニクのみじんぎり 2かけ分
- ドライバジル 小さじ2
- イタリアンブレッドクラム 大さじ2※
- 黒コショウ 小さじ1/2
- ビーフキューブ(固形スープ) 2個※
- トマトペースト(6オンス缶)1缶(170g)
- スパゲティ(フェトチネ Fettochini)人数分
※ソーセージは生のソーセージで1パック532g入り。日本でも人気のジョンソンビルを使っています。イタリアンソーセージがない時は、豚ひき肉500gにイタリアンハーブミックスを大さじ1ほどと、塩小さじ1を混ぜてコネコネしましょう。
※Italian Bread Clumb(イタリアン・ブレッド・クラム)イタリアンシーズニング味のパン粉です。なければ普通のパン粉でOK
※ビーフキューブはビーフ味固形スープの素 クノールを使っています
作り方
つるんと丸い方が好きな方は、糸を引くくらいまで混ぜてから丸めてください。(夏場にひき肉を長い時間こねるのは、傷めてしまうのであまりおすすめしません。)
※このレシピはシチリアン・ファミリーのレシピそのままなので、ひき肉の脂がたっぷりです。そのソースを絡めていただくのが美味しいところなのですがカロリーはものすごいです。
お肉からでた脂が気になる場合は、オリーブオイルなしでミートボールを炒め、ひき肉から出た油をスプーンで取り除いてしまってもいいです。かなりサッパリします。
油分が少なめの分、麺に絡みにくくなるのでエキストラバージンオイルをさいごに大さじ2~3ほど足すとちょうどいいです。
※ソースはかなりしっかりした塩味です。薄口好みの人にはかなり塩っ辛いと思います。そんなときは固形スープを1個にしてみましょう。塩味が足りないなと思ったらお塩で塩梅を調整しましょう。
※野菜が欲しいときは、ズッキーニのオリーブオイル炒めを添えると美味しいです。
※かなりこってりしたソースなので、パスタは「フェットチニ」か「リングイネ」がよく合います。
こんなに簡単なのに、本当に美味しいです!大皿に盛って取り分けながらいただきましょう。
シーザースサラダとガーリックトースト、赤ワインでイタリアンブランチをどうぞ!
このレシピはアメリカに住んで初めて人から教えてもらった記念すべきメニューです。 当時カリフォルニアの砂漠地帯に住んでいたときのおとなりの、とても感じのよいイタリア人の奥さんに教えてもらいました。
当時、彼女のおうちに呼ばれてゴートチーズ(Goat Cheese)をこれでもかとふんだんに使ったラザニアと、彼女の出身地であるシチリア風のミートボールを食べて、「世の中にこんなに美味しいミートボールがあったの!?」とあまりの美味しさにびっくりしたのをおぼえてます。
いただいたレシピはかなり塩分が強かったので、自分で食べるときは塩気を半分くらいに減らしています。オリジナルで食べると美味しいんだけど、一日中水を飲むことになっちゃうのです(^^;)
それにしてもニューヨークに帰った彼女たち、元気にしているのかしら。 今は連絡を取るすべもなく、このミートボールを作るたびに彼女のステキな笑顔を思い出します。
では ボン・アペティート!